誰もが
自分の未来を
決めることができる世界。

Everyone deserves to determine their own future.

News

2024.02.12
五常財団、2023年度活動報告ビデオを公開
2023.05.11
五常財団、2022年度活動報告書を発行
2023.02.06
バングラデシュにおけるフィナンシャル・ダイアリーズ・プロジェクト開始と、ウェビナー開催のお知らせ
2023.01.04
五常財団、スリランカ緊急人道支援プロジェクトで7,500名の妊婦に食糧支援を提供

About

五常財団について

五常財団(一般財団法人 五常)は、
一般的な営利企業からは十分なサービスを享受できない人々の生活を向上させる、
革新的なソリューションへの資金提供と研究の実施をミッションに設立されました。
五常アンドカンパニー株式会社と同じビジョンを共有し、
誰もが自分の未来を決めることができる世界の実現を目指します。

Vision

誰もが自分の未来を決めることができる世界

Mission

一般的な営利企業からは十分なサービスを享受できない人々の
生活を向上させる革新的なソリューションへの
資金提供と研究の実施

財団概要

組織名
一般財団法人 五常
設立
2022年2月
代表理事
慎泰俊
所在地
東京都渋谷区
活動内容
金融包摂、ジェンダー平等、子供の貧困削減、変革のためのデザインに関する社会課題解決支援

Organization

組織図
評議員

ブリッジ・モハン

Ananya Finance for Inclusive Growth Pvt. Ltd.の元会長、元インド開発銀行のエグゼクティブ・ディレクター。「インドのマイクロファイナンスの父」とよばれる。

キンバリー・ウィルソン

タフツ大学Senior Lecturer。金融包摂に関する数多くのコンサルティングを実施。国際NGOのディレクター等を経て現職。

山本修

ユニゾン・キャピタル株式会社のパートナー。マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経て現職。個人的に各種チャリティに従事。

理事

慎泰俊

五常・アンド・カンパニー代表執行役。認定NPO法人Living in Peace創業。

今井章子

昭和女子大学教授。以前は公益財団法人 東京財団の常務理事として財団の運営に従事。

柏倉美保子

ビル&メリンダ・ゲイツ財団日本代表。以前は世界経済フォーラム等で勤務。

新貝仁那

株式会社Linc'well・執行役員CFO。以前は米系投資銀行二社にて主にM&Aアドバイザリーや資金調達実務に従事。前職、五常・アンド・カンパニー。

監事

細川兼嗣

                 

三菱UFJイノベーション・パートナーズファンド管理部ゲネラルカウンセル。Social Venture Partners International理事、UWC ISAK監事などを務める。

事務局

大場有紗

五常・アンド・カンパニーIRチームと兼職。大学在学中にタンザニアで女性のエンパワメントプログラムに従事。

田中はる奈

五常・アンド・カンパニー経営企画チームと兼職。仕事の傍らSocial Venture Partners Tokyoのパートナーとして社会課題解決に従事。

斉木愛子

株式会社パレスサイドコンサルティング代表と兼職。以前は認定NPO法人Living in Peaceの正会員として国内の子ども支援プロジェクトに従事。

菅沼小春

公認会計士・税理士。五常・アンド・カンパニー経営管理チームと兼職。以前は認定NPO法人Living in PeaceにてマイクロファイナンスPJに従事。

竹内潤平

株式会社マネーフォワード経営企画チームと兼職。大学在学中に五常・アンド・カンパニーのインターンとして、財団設立に従事。

                           

ラニア・マナイラ

五常・アンド・カンパニー経営企画チームと兼職。大学在学中に五常・アンド・カンパニーのインターンとして、インパクト測定に従事。

                           

榮原豪

デロイトトーマツコンサルティング合同会社と兼職。大学院在学中に五常・アンド・カンパニーのインターンとして、経営企画チームに従事。

                           

竹内瑞貴

                           

ライター・エディター。大学院在学中の2020年より活動を開始。一貫して社会課題解決に向けた情報発信を行う。

Message

メッセージ

なぜ、いま、五常財団をつくるのか

どこかの国で新しく仕事を始めるときには、その国の貧しい村に案内してもらい、その村の民家に泊めてもらうようにしています。1時間のインタビューだけでは分からない生活感覚があるからです。どこの国でも貴重な経験をし、多くの学びと洞察を頂いてきました。

昨年8月にはタジキスタンの村に泊めてもらいました。石大工として働くお父さん、畑仕事と家事をするお母さん、娘2人、息子1人の5人家族の借家暮らしです。一家の1ヶ月の所得は3000円。畑からとれる野菜とあわせてなんとか生活をしていました。「お客さんは神様からの贈り物であり、最大限もてなす」というのがシルクロードの歴史が長いタジキスタンの伝統で、夜にお母さんが料理してくれた炒めご飯のおいしさは一生忘れられません。

この家族の生活は村の隣人よりも厳しいものでした。ホストファミリーの息子さんと一緒に周囲を散歩していると同学年の子どもに出くわすのですが、彼らがからかってくる様子を見て、ふと昔のことを思い出しました。「家にお金がないから馬鹿にされたことがあったな」と。

この家族はマイクロファイナンスからも排除されています。すぐに所得を高める方法も見つからないため、マイクロクレジットを受けても単に家族の負担が増えるばかりだからです。世界銀行は1日1.9ドル以下で暮らす人々を「極度の貧困層」と定義しており、その数は世界に約7億人います。多くのマイクロファイナンス機関は、この極度の貧困層にサービスを届けられていません。結果として、途上国に住む人の40%は今も金融機関に口座すらもっていません。

五常・アンド・カンパニーは世界中に金融包摂を拡げるために設立されました。グループ会社の顧客100万人のうち、約7割は1日5.5ドル未満で暮らす人たちです。一方で、極度の貧困層にはほとんどサービスを届けられていません。その理由は、五常は利益を出すことを期待されている株式会社であり、私たちは極度の貧困層に採算が取れるかたちで提供できる金融サービスをまだ見つけられていないからです。もちろん会社としてR&Dの取り組みを続けており、将来的には極度の貧困層に対しても商業的に成立するサービスを提供したいと考えていますが、まだ時間がかかりそうです。

これらの課題を解決するために、五常財団を設立することにしました。

代表理事

慎 泰俊

Grant

助成を検討されている方へ

五常財団助成金 応募要件

五常財団は、一般的な営利マイクロファイナンス機関によるサービス提供が困難な、非起業家低所得者層(Non-Entrepreneurial Poor、 NEP)と呼ばれる人々に対する金融包摂を推進する、革新的で大きなインパクトを見込めるプロジェクトを募集します。

プロジェクトの基本要件は、以下の通りです。

  • プロジェクト期間が1〜2年以内であること(3年目まで延長の可能性あり)
  • 募集要項に示された9つの仮説のうち、1つ以上を検証するプロジェクトであること。1プロジェクトにつき、最大500万円を助成します。

募集に関する詳細は、募集要項(英語のみ)をご覧ください。
応募の際は、応募フォーム(英語のみ)にご記入のうえ、こちらのリンクよりご応募ください。

お問い合わせ先:application@gojofoundation.org

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五常・アンド・カンパニーと同様、五常財団も世界の歴史に残る組織にするべく取り組んでいく予定です。ぜひご寄付の検討をお願いいたします。

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なお、当財団は一般財団法人ですので、個人からのご寄付の場合、所得税の申告時に寄付金控除は生じないことをご容赦ください。法人からのご寄付の場合は一定額まで損金算入することが認められています。

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